安売りで、ひとや時間に振り回されてばかり・・。
数を追うのは、もう疲れた・・。
そろそろ一段、ステージアップしたい!
そんな方を「高値で選ばれる」人へとリブランディングする。それが私の仕事です。
市場価値をあげる。時給をあげる。という言い方をされることもあります。
振り回されてしまうあなたが「高値で選ばれる」ために絶対に外せないこと3つはこちら。まずは結論です。
- お客さまを選べ
- 努力する=善、ラクする=悪という固定観念を取り払え
- 選んだ相手を100%射止めろ
ここからこの3点を詳しくお伝えします。
目次
そもそも「価格」でしか選ばれないのは・・、なぜ?
そもそも、つい、安く売ってしまうとか、安売りで時間と人に振り回されてしまうのは、「価格」でしか勝負できていないからです。
あなたがどれだけ良い商品を提供していたとしても、
お客さまが「コスパよすぎ!」と喜んでくれていたとしても・・。
あなた自身が、自分の得ている対価に満足していなければ、それは「価値で選ばれている」ことにはなりません。
そこにはなにが起きているのでしょうか?
正直にお伝えしましょう。それは、
あなたのお客さまの”質”に問題があります。
あなたの商品・サービスが、現状のお客さまにとってはオーバースペックなのです。
そのため、お客さまにとって“必要な部分”だけがつまみ食いされて、安くたたかれ(た気がして)、ただただ、割にあわない小間使いのような忙しさが続いているのです。
あなたが必死に身につけて、経験を重ねてきた専門知識や「質」の高いスキルが・・・
求められていない。
お客さまが期待する価値は、そこではない。
・・厳しいですよね。ツライ気持ちはよく分かるのですが、現状はそれが事実と受け止めて、読み進めて頂ければと思います。
なぜ、そんなことが起きるのか?というと、お気づきのように、
お客さまとあなたのサービスやスペックが合っていないからです。
では「どうすれば良いか」は、もうお分かりですよね?
そうです!
- そのひと(質より価格重視のひと)に合うように商品サービスを変えればいい。
- スペックが合うひとのもとに届ければいい。
ほとんどの場合、このどちらかになります。
労力に余裕があるならば、両方を用意するのも良いですね!
な~んだそんなことか。と思いましたか?
でもあなたは、そんな当たり前のことができずに、これまで苦しんできたのですよね。
なぜかというと・・。
現状を”変える”ことの恐怖、面倒だという思い。はい、それもあると思います。
ですが、もっと重要なひとつがあります。
あなたの、お客さまの選び方が、アマイ!!激アマだからです。
実は、すべての苦労とお悩みの根源は、ここにあります。ここを改善しないかぎり、あれこれいじってみたところで、元の木阿弥です。
でも、大丈夫です。
しっかりと正しくお客さまを選ぶことさえできれば、
- そのひと(質より価格重視のひと)に合うように商品サービスを変えればいい。
- スペックが合うひとのもとに届ければいい。
このふたつを叶えることなんて簡単ですし、「高く選ばれ」て、あなたはラクになれます!!
さて、では、あなたが「高く選ばれる」を実現するために必要な3つを、詳しくお伝えしましょう!
1. お客さまを選ぶ、絞る
私が知るかぎり、安売りさんの9割の方は、「ターゲット顧客」の選び方がテキトーです。
テキトーにお客さまを選んでいることが、安売りを生み、あなたのムダな努力を生んでいるのです。
選ばれたければ、こちらからきちんと「選ぶ」!
みんなに好かれたい・・。嫌われたくない。
来てくれたお客さまは「みんな神様」
そんな思いが、どこかにあるのではないでしょうか?
見つけてもらう。=> 知ってもらう。=> 選んでもらう。
そのためには、「みんなに好かれたい」という考えは捨てましょう。
なぜなら、ひとがなにかに価値を感じる瞬間というのは、「これは、まさに自分のことだ!」「私のためにできた商品だ!」と思えたときです。
”あなた”や”商品”そのものに対してビビっと来るのではなく、”自分”との間にうまれた共感などの感情によって、価値を感じ取っているのです。
そんな思いを感じてもらうには、こちらから強くて刺さるメッセージを発する必要がありますよね。
”一般的なひと”に向けた”なんとなく”のぼんやりしたメッセージで、相手は振り向いてくれるでしょうか・・?
難しいですよね。なので、あなたも、特定の相手を選び、お客さまの顔やそのときの心情など具体的なイメージしたうえで、強いメッセージを発する。ということが必要なのです。
それができないことには、表面的な「価格」でしか選ばない。高いお金を出してまで買ってはもらえません。
「良いモノつくれば売れる」これはもう現代では通じないのはお分かりですよね。
「つくったものが選んでもらって売れる」この流れを生みだすためには、あなたが”ただしく”選ぶ必要があります。
まずは、「えらぶ」という意識を、あなたの頭と心にきっちりと持ってくださいね。
正しく選ぶための細かな手法(ハウツー)は、また別の記事で細かくお伝えしたいと思います。
2. 努力する=善、ラクする=悪という固定観念を取り払え
商品を値上げする。高価格帯の商品をつくる。
そんなことを考える90%のかたが、「より自分が労力をかける」ことを想定します。
そのため、「無理だ…」「いやだ…」というマインドブロックが働いて、実現の方向へ向かってはいきません。
日本人の多くが勘違いをしているのが、時間を使うことが価値が高い、という考え方です。
もちろん提供商品やそれに伴う技術によっては、丁寧でより多くの時間がかかった商品であることが分かるからこそより高い価値を感じる場合もあるでしょう。マッサージサービス等、直接的に時間単位でお代を頂くこともあります。
ですが、自分が”受ける”側になったときのことを考えてみてください。
「より多くの時間をかけてもらった」ことがイコール「高い価値を感じる」ものでしょうか?
ほとんどの方がNOだと思います。
なぜなら、自分の抱えていた悩みが解決した、とか、手に入れたい未来が手に入った、など、「結果」さえ手に入れることができれば、作り手(売り手)がどれだけ時間を使ったかなど、正直どうでも良いことなのです。
より高い価値(悩みの解決)を、省エネで提供する。それが、お客さまにとっても、あなたにとっても、WIN-WINになれる最強の価値提供。
そのような考え方で、価値を積み上げて、高価格帯の商品をつくってみてください。
3. 選んだ相手を100%射止めろ
せっかくこちらが選んでも、”選んでもらえる”にはまだもう少し、努力が必要です。
見つけてもらう。=> 知ってもらう。=> 選んでもらう。
この過程があってこと、選ばれるのですから。相手の感情に突き刺さるような強いメッセージでアピールしましょう。
ごり押ししろ!ということではありませんよ^^
ビジネスは、恋愛と一緒・・、人間関係です。自分の押し売りは、逆効果です。
では、どうすれば良いか?
- 今思いつく見込み客が、オンラインやリアルで既にお互いが知った相手であるならば、その方にアプローチをしてみましょう!
- まわりの人たちに「伝える」ことで見込み客を紹介してもらうなどの機会を増やすようにしましょう
- まだ出会っていない誰かが相手ならば、SNSなどで「発信」をしましょう
実は、安売りさんの9割のかたが、この「アピール」行為が苦手です。
かつ、「自分も売りこみさえできれば・・」と思い込んでいます。
・・もしかして、あなたもそうでしょうか?
アピール=売りこみ=ごり押し=積極的に話す・行動する=自分を良く見せる
これらがすべてイコールで繋がっていて、全てに対して「苦手」と感じているからです。
もちろん、商売ですから、ある程度のPR、アピール行為はする必要があります。
ですが、その「伝えかた」や「伝えること」は、あなたが思っている事とは、正反対です。
あなた自身を良く見せたり、あなた自身を売りこんだりする必要は、一切ありません。
あなたや商品のことではなく、
お客さまの悩みがどうなるのか。手に入れられる未来はなにか。
これを最初に伝えることを意識してください。
安売りさんや、自分の技術に自信がある方ほど、「お客さまは誰か?」がまったく見えないアピールの仕方をしています。
まさにお客さまのための商品です!を伝えるのには、あなた(売り手)のことをだらだら説明するのではなく、お客さまの現在・未来の姿をうつしだす。その言葉を並べるだけで良いのです。
細かな手法はまた別のところでお伝えしたいと思いますが、まずは、「相手」の感情に寄り添う、を意識してみてください。
そうすると、無理なアピールや差別化の必要なんてない、という安心感が生まれます。
以上、高く選ばれるために即実践すべき3つのこと!
- お客さまを選べ
- 努力する=善、ラクする=悪という固定観念を取り払え
- 選んだ相手を100%射止めろ
まずはこの3つを、意識してみてくださいね!
細かな手法については、また追って記事にしていきます^^