こんにちは。Eyeです。
毎月第1週の水曜日にワークショップを開催させて頂いている、I社さん。
今回は、”売上分析”をテーマに開催させて頂きましたので、内容をかみ砕いてお伝えいたします。
売上など色々な実績の分析や現状把握ができていない!
やってみたいけど、数字は苦手だし難しいのはちょっとなぁ・・・というあなた!よかったら見てみてください。
I社の店舗スタッフさん向けにレクチャーした優しい内容になっています^^
このテーマは、先方に望まれて行ったわけではありません。
だって、彼女たちは気づいていないのだもの。その必要性を。
なので、私がこのI社の状況を見て、このテーマでやらせて頂きました。
I社の状況・・。それは。
THE 行き当たりバッタリ(= 自転車操業)!!
本人たちは一生懸命なのですよ。
そりゃもう、とてもとても、頑張っています。
でも・・ムダが多い!多すぎる・・!!!(本人たちは、それが当たり前なので気づきません)
スタッフの皆さんが悪いわけでは、ないのです。
悪いのは、ムダに気づくことができないマネジメントや経営者です。
どきっとした方、先を読んでみてくださいね。
目次
なぜ、行き当たりバッタリ営業だと分かるのか?
・・はい、こんなところに現れています!
- なんとなくの記憶と推測に基づく「気合とやる気」目標に基づき行動している
- 全方位攻撃している。(誰でも・いつでも・なんでも、カモーン!)
- 年中何かしらの”キャンペーン(安売り)”をしている。(今月はこれ売るぞー!)
- マネージャーの長時間労働でどうにか回っている。
これらは、ブラック企業化する現場オペレーションの”悪循環”をつくってしまいがちです。
すべては、”全方位攻撃”が元凶です。
昭和時代の”お客さまは神様です”という理想(偶像)から来るものなら未だマシです。
ですが、私が見てきた限りで、かなり多くの企業では、その”全方位攻撃”は、
”なんとなくの記憶と推測”に基づく「気合とやる気」目標から来ています。
すべての見込み客にアピールをする。
キャンペーンなど安価・特化を、大した戦略もなく誰かれかまわず提供する。
手間のかからない商品販売ならそれでも問題ないのですが、
労働することで対価を得ているサービス業には、あってはならないはずなのですが・・。
えてして、起こりえますね。
こうやって私が客観的に文字にしているのを見るとと、”あちゃー!それはたいへん!”て思う方も多いと思いますが、
そこのあなた、これをふつーーーーに、アタリマエーーーに、やっている可能性、ありますよ!
そんな企業さん、とってもとっても、多いのです。
なぜ、行き当たりバッタリになってしまうのか?
それは、本当にアルアルなのですが・・。
ズバリ、「誰に・何をすればいいか」が、わかっていないからです。
ある程度、歴史のある企業の場合、それが無くても仕事は回るし、お客さまは居るから、です。
そして、なぜ、「誰に・何をすればいいか」が分からないかというと、
それは、現状把握ができていないからです。
現状把握ができていないと、誰に対して何をすればいいかが分からない。
だから、何も考えなくて済む全方位攻撃をすることで、”何か努力はしている”状態をつくりだし、自己満足する。
それで売上という見た目の実績は上がりますからね。
そして、ブラック企業化がうまれる・・・ちーん(;’∀’)
・・前置きは以上です。
現状把握の必要性、わかって頂けましたでしょうか?
現状把握のはじめの一歩は、売上分析。
分析!と言うと、突然なにか新しいことを始めなければならない!とテンパる方も多いのですが・・、
違います。
今あるもの、をしっかりと見ましょう。
今あるもの。でも、活用できていないもの。
そこに必ず、カギがあります。
現状把握の必要性とは・・
現状把握は、ただの数字・経営指標ではありません。
現場のスタッフ層の皆さんにとって、
・誰に・何をすればいいか、見つける
・自分たちの労働を、ラクにする
そのために、大切です。
なんとなくの記憶と推測に基づく「気合とやる気」目標
を脱して、
お客さまのリアルな行動履歴に基づく、地に足のついた目標
を立てられるようになるために、少しでも売上などの実績をしっかりと見る目を養いましょう。
さて・・・・。本当は、売上分析のあれこれを書く予定でしたが、
売上分析の必要性 これだけでずいぶん長くなってしまったので、一旦切ります!
次回は、”売上実績の見かた”を書きたいと思います!